天使になりたい40代

初めて「天使になりたい」と本気で願ったのは、中一のとき(中二病!?)だけど、 大人になったからといって、目に見えないものを信じなくなったり、理想を捨てるなんてことは、しなくてもいいんじゃないかと思って、 本気の本気で、天使の心や生き方を、目指して、思ったことを書き綴っていこうと思います。 天使になれるかどうかは分からないけど、目指したって良いと思うのです。 理想は高く✨努力は手堅く!をモットーに、がんばり過ぎずに、がんばっていこうと思います。

「生まれてこなければ良かった」

こんな話、誰か信じてくれるだろうか?
でも、誰も信じてくれなくても
私にとっては、揺るぎない真実

前にも確か、少し書いたことがあるけれど
私には、生まれたときの記憶があった

さすがに、40年以上前の記憶なんて、今となっては、もう、あやしいのだけれど、
私は、胎内記憶を持ったまま、生まれた

半分、大人の意識を持ったまま、記憶リセットをし損ねて、あの世から、この世に、生まれてきた


私が生まれ育った場所は、石油コンビナートの煙突が立ち並ぶ、すぐ側の住宅街

モクモクと煙の出る煙突が、時には炎をあげているのが、よく見えた

夏には、毎日のように、光化学スモッグ注意報が発令され、外で遊ばないようにアナウンスが流れていた

空から降ってくる雨は、なんとも言えない、薬臭い変な臭いがしていた


(人間は、こんなに地球を汚さないと生きていけないのだろうか?
そうまでして、何のために生きているのだろう?)

そう思った私は、「どうして人は生まれてくるの?」と、大人たちに訊いた

納得のいく答えは、返ってこなかった

というより、誰も「生きる意味」を知らずに生きているということが、分かってしまった


どうして生まれてきたのか

何のために生きているのか

みんな知らずに、生きてる

なんなの?この世界は?


2歳にして、この世界に絶望した
そして、放った言葉が
「生まれてこなければ良かった」
だった


「生きる意味を、知らずに生きている人たち」であふれている世界

それでいいの?
おかしくない?

命をなんだと思っているんだろう?
死んだら何もかも消えちゃうなんて、本気で思ってるの?
なんで天国が無いなんて思うの?
なんで天使なんていないと思うの?

2歳の私は
とても、かなしくて
毎日、泣いていた


どうか、思い出してほしい

生まれてくる前にいた世界のこと